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あえて「やる」という言葉で表してみました。登山用語？で自分が狙った山を登る前に「今度○○岳でもやるか！」というような事をよく言います。これと同じ感覚でいうならば、塩那道路は大きな達成感に相当する禁断の未舗装ルートと言えるでしょう。ただ最初にお断りしておきますが、この道は完全に閉鎖されたルートで、車両は勿論のこと、自転車や徒歩での通行も許されていない厳しい規制があり、通り抜けを決して薦めるものではありませんので注意して下さい。まずこの「塩那道路」というキーワードをネットで検索してみて下さい。色々な情報が目に飛び込んで来ると思います。以前はゲートの規制もなく、バイクでも通行可能だったわけで、観光を目的に切り開かれた路でもあったわけです。厳しい規制が開始されたあと、MTBなどで通り抜けたことを公開しているサイトなどもあり、興味を引かれる記事が満載で非常に好奇心を煽られます。さすがに現在の規制状況（鉄壁なゲートや警告表示）などを見ると、人力で行くしかない場所であることは誰でも分かります。しかもMTBを利用して通過するのが、ルートの高低差などから見ても一番効率的で無理・無駄のない合理的なチャレンジ方法だと言えると思います。しかしこの部分を敢えて無駄で時間のかかる「歩き」を採用し、全行程40km近くを2泊3日の山旅として通過する計画を考えていました。それは通称「Eプロジェクト」。なんじゃいそれは？？と思われる方。サイト内検索で「Tプロジェクト」「Yプロジェクト」などをサーチしてみて下さい。いわゆる禁断の林道を山歩きのテント泊スタイルで踏破する旅であることが分かると思います。

VOL：176：塩那の峻険を踏む　Ｅプロジェクト実踏調査録
★実踏年月	★エリア	★行程	★乗り物	★文字数
平成24年10月中旬	栃木県	3日間	徒歩	-