【VOL.170:春の八ヶ岳雪山塾　残雪と戯れる親父の試練】 実踏 平成24年4月下旬

 ※このレポートは「1024×768ﾋﾟｸｾﾙ」で表示確認しています。

去年の10月以来、私の登山塾長であるハラケン氏と登るのは奥穂登山から半年振りのことである。

以前より雪山での登攀経験を何とかお願いできないか？とリクエッションはしていたのだが

いきなり厳冬期の八ヶ岳は厳しいので、少し春めいたこの時期に八ヶ岳の主峰「赤岳」をやりましょう！との運びになった。

そして雪山で必要な装備とその使用方法についてのトレーニングを受けたわけである。

今年の冬は雪が多かったので、予想以上の残雪状態に閉口・・・。

核心部の「地蔵尾根」などは、ハシゴ場やクサリ場もほとんどまだ雪の中にあり、夏道でも息の上がる急登を

アイゼンとピッケルを屈指しつつ、雪面と対峙しながら牛歩で登り詰めて行った。

「滑落＝止まらない死のスライダー」の恐怖が絶えず付きまとい、常に集中力が必要とされる雪山・・・。

登頂の満足感は非常に高かったですが、緊張する場面が多過ぎて、喉がカラカラでした。(-_-;)

しかし天気は2日間ともに最高で、頂上からの景色も360度の素晴らしい展望が楽しめました。

フォトレポートはこちら