<コラム>
南相木ダム・御巣鷹山トンネルでの峰越(長野/群馬)はどうなるのか?

日航ジャンボ機の墜落現場となった「御巣鷹山」の西側県境(群馬/長野)に、新しく「御巣鷹山トンネル」が建設された。
このトンネル西側(長野:県側)は南相木村であり、奥三川沿いに林道が延びている。しかし数年前から「南相木ダム」の建設工事により、一般車の通行は完全にシャットアウトされている状態だ。だいぶ前にこの近くに来たことがあるが、監視員付きの工事用ゲートがあり、工事車両と一般車の分別は行っていたのを記憶している。さて「御巣鷹山トンネル」の東側(群馬県側)は、群馬県上野村であり、トンネルの出口は「中ノ沢林道」に接続しているらしい。この辺りの様子は林道仲間の代官さんのホームページのツーレポで画像を拝見することが出来る。しかし「中ノ沢林道」をループで完抜走行することは現在不可能らしく、県道124号線側から10km強のダートを走ってきて、「御巣鷹山トンネル」を目の前にしてゲートが閉まっているらしい。長野側に建設中の「南相木ダム」の完成を機に、この「御巣鷹山トンネル」が一般にも開放され、群馬県側の「中ノ沢林道」と完抜となって、両県を行き来できる時期が果たしてやってくるのだろか？それとも一般には開放されず、営林署やダムの保守関係者等の専用峰越ルートで終わってしまうのだろうか？林道オタクとしては大変興味のある場所となっている。
あの「中ノ沢林道」も昔のように完抜ループ林道として復活することも期待したいところだ。

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