86.還暦を迎えて

2022年.11月記載

2022年61歳になりました。二十歳で会社員となり25年間勤務。社内初めての早期退職制度が施行されるタイミングと、前々から興味のあった地図調査の仕事への転職願望が重なって46歳で正式に退職。地図調査事務所に所属して東日本各地の地図実走調査をバイクで行う仕事に就きました。しかしこの業界も年々受注できる仕事が減り続け、不安定極まりない収入状態に陥ってしまったため、副業（アルバイト）として勤務していたアウトドアメーカー販売員の仕事1本で現在に至っているわけです。カミさんも同じ仕事をずっと続けていたので夫婦で勤務する日々が続き、年金受給開始となる65歳まで二人で頑張ろうというライフスタイルが継続中。ひとつの会社勤めで60歳定年まで勤め上げるというサラリーマンの美学をまったく無視した無謀で不安定な50代の10年間。普通の定年まで勤め上げていれば年収一千万弱。カミさんは仕事などする必要もなく専業主婦のまま過ごせた事実。要らぬ苦労をかけてしまった事に申し訳ない気持ちで一杯です。収入的には厳しくなったけど、新しい職場で新たに出会った人々との出会いや交流は、代え難い財産になっています。子供たち3人もそれぞれ独立して世帯を持ち、孫の顔も見る事が出来て、あとは我々の65歳以降のスローライフをいかに穏やかに過ごす事ができるか？が今後の課題ですね。