４５．山の水…実は                            2000年.12月　記載
キャンプをするには「水」が重要です。ツーリングの時には、リヤバッグの中に１．５ﾘｯﾄﾙのポリタンを積んで行きますが、現地で直接飲む「天然水」もまた格別なものです。…が、一見おいしそうなその山水も、昨今では大腸菌や寄生虫の卵などの混入に注意を払わなければなりません。安心して飲めるのは、地元の人達が水汲みに来る水場であったり、高山の湧き水だけらしいです。登山客、牧場の家畜、野生動物の糞尿など大腸菌や寄生虫の卵などが混入した水を、飲んでしまったら後々厄介なことになってしまうのでしょう。北海道では有名な「エキノコックス」などがありますので、安易に山水を飲むと大変なことになるみたいですね。キタキツネが媒介する寄生虫とのことです。（キツネのオシッコに混ざっているということ…）昨今はこのエキノコックスも本土に上陸したという情報があり、ますます生水が危険になってしまいそうです。名高い名水でさえ、場所によっては飲料するには一度沸騰させてから…と明記してある所がありますからねぇ。