行者小屋→赤岳鉱泉のテン場へ戻り、ランチを食べてからテントを撤収。

再び大型ザックに背負い直して、北沢経由でデポ地を目指した。

登山道がまもなく終わり、林道の終点が目の前に迫ったとき、前方約50M先に黒くてノソノソと動く大きな生物を確認。

もしかして・・・

熊だ〜っ！

（（（(；゜Д゜）））ガクガクブルブル

ハラケン先生はまったく気付かなかったようで、さすがにピックリした様子。

我々の存在に既に気付いており、こちらのほうに睨みをきかしている。

登山道から立ち去る気配がまったくなく、30分近くの時間が経過してしまった。

至近距離ではないので金属音を出したりしてみたが、まったく動じず、困り果てたとき、4人組の登山者が下山してきた。

我々はこの先に熊がいることをゼスチャーで知らせ、歩みを止めるようにサインを送った。

総勢6人で黒い生物の動向を観察していたが、埒があかないため、4人組の１人のおじさんが勇敢にも進んでいった。

黒い生物はまったく逃げる気配もなく、おじさんはドンドン距離を詰めていく。

そして至近距離となったおじさんの運命は・・・